大断面構造用集成材
強度性能が高い

構造用集成材は、製材と同等の比重ながら、強度のばらつきが少ない安定した構造材となっています。

大スパンの自由空間が可能

湾曲材による大スパンの空間や、アーチや立体トラスなどによって柱のない大空間を作ることが可能です。

寸法安定性が高い

構造用集成材では個々のひき板を含水率8~15%まで乾燥したうえで接着、積層する上、方向性による影響も少ないので狂いは製材よりも大変小さく、寸法安定性の高い材料となっています。

自由な部材設計が可能

構造用集成材は、通直、湾曲、テーパーなど任意の形状及び長さをもつ部材を製造することができます。

耐火性能が高い

木材は燃えやすい性質がありますが、断面積が大きい大断面構造用集成材は、火災を受け表面の一部が燃えて炭化しても、その炭化層が断熱層となって、大部分は健全な状態で残り、設計荷重を支えることができます。

耐久性があり、メンテナンスが容易

木材は、適切な使い方と手入れをすることによって大変長寿命な材料です。特に集成材建築では、水仕舞いを良くし、通風や換気によって高湿な状態を避ければ、耐久性は高く、鉄骨のような恒常的なメンテナンスを必要としません。

◆構造用集成材は燃えにくく、火災時にもその強度を失いません。
木材は、一般的な火災条件のもとでは、表面から燃焼が起こり、1分間に0.5~0.8mmの速度で炭化が進行します。しかし炭化層が木材内部への酸素供給を遮断すること、木材そのものの熱伝導性が小さいことから、内部の温度は発火点以下に抑えられ、強度をほぼそのまま保ちます。
30分間の火災で鉄骨の軟化やコンクリートの瓦解により倒壊する場合があるのに対し、大断面木造では倒壊が起こらないことが、実験でも火災現場でも確認されています。